よくお客様からいただく質問についてご紹介します。

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ゆっくりお話をするだけでも構いませんので、お気軽にお越しください。

よくあるお問い合わせ

補聴器を使えば昔の『聞こえ』に戻りますか?

補聴器は聴力が衰える前の『聞こえ』に戻すのではなく、今の聴力を最大限に活かし、快適な『聞こえ』を提供するものです。『聞こえ』の程度には個人差があり、補聴器を装用する目的、補聴器の装用効果も人それぞれです。完全に『聞こえ』が元に戻ることはありませんが、自分に適した補聴器を装用することにより『聞こえ』の不安が解消され、より活動的な生活が送れるようになります。

補聴器を使うと聴力が下がりませんか?

補聴器は、聞こえの不自由な方をサポートするために作られた製品です。ご自身に合った調整で正しい使い方をしていれば、補聴器ご利用中に聴力が落ちることはありません。ただし、補聴器の設定が耳に合わず、音が大きすぎるような状態で長時間つけている場合には低下することもあります。販売店で音の調整を行ってからお使いください。

通信販売の補聴器(集音器)とどう違うのですか?

通信販売で購入できる補聴器もありますが、通信販売の補聴器は使う人に合わせて調整するということを前提につくられていないので、音が聞き取りづらいだけでなく、耳の形や聴力に合っていないことがあります。まず耳鼻科の専門医できちんと聴力を測定し、現在の聴力と『聞こえ』の状態を把握、理解することが重要です。その後で信頼できる補聴器販売店でいろいろ相談しながら、自分に合う補聴器を見つけていくというプロセスが始まります。自分に合っていない補聴器を無理に使い続けると、耳を傷めてしまうことにもなりかねません。通信販売の補聴器をよく聞こえるようにすることは難しいですが、一度補聴器について専門店に相談されることをおすすめします。

補聴器は何年使えますか?

平均寿命は4、5年です。手入れをきちんと行うことで、平均より長く使用している人もいます。精密機器である補聴器は汗やホコリを嫌います。補聴器を長持ちさせるためにも、自分でできる毎日のお手入れに加えて、定期的にクリーニングや点検を受けるようにしてください。

価格の安い補聴器と高い補聴器の違いは何ですか?

補聴器の価格の違いは補聴器に搭載されている機能、性能の違いです。パソコンの価格が搭載されているCPUや、メモリの容量、グラフィック処理機能などのスペックによって大きく異なるのと基本的には同じです。価格の高い補聴器は、雑音を抑えて言葉を聞き取りやすくする最新の機能や自動的にハウリングを抑える機能、そして使う人の聴力にあわせて『聞こえ』をきめ細かく調整できる機能等が搭載されています。ただ、価格の高い高機能を搭載した補聴器をつければ誰でもよく聞こえるようになるわけではありません。価格の安い補聴器の方が快適に聞こえるという場合も珍しくありません。いずれにしても補聴器を購入する場合は、使う人の聴力や『聞こえ』の状態に合っているかどうか、快適に聞こえるかどうか、という点をより重視することが大切です。

補聴器は両耳に着けるものですか?

目のことを考えてみてください。片目だけだと距離感がつかみにくく、片方の目だけに負担がかかるのでとても疲れやすくなります。聴覚にも同じことが言えて、両目で見ることと同様に両耳で聞くことは自然なことなのです。2つの耳は互いに連携しながら機能し合っているので両耳に難聴がある方は、補聴器を両耳に装用することで片方の耳だけの装用よりも会話が聞き取りやすくなります。

補聴器購入に公的な補助はありませんか?

健康保険や生命保険では補聴器を支給されることはありません。ただ、総合支援法による障害者手帳の保持者には、難聴の程度に応じて補聴器の支給を受けられる制度があります。補聴器購入の補助制度は居住する市町村により異なります。詳しいことは、居住する市町村の福祉法担当窓口に問い合わせてみることをおすすめします。

補聴器はどこで購入すれば良いですか?

ただ補聴器を並べているだけではなく、補聴器の知識をしっかり持っているか、話を親身になって聞いてくれるかどうかが大事です。特に「補聴器は初めて」という人の場合は、気兼ねすることなく気軽にいろいろ相談できそうかどうかという点は非常に大切です。販売店とは補聴器を購入した後も長く付き合うことになるので、通いたくなるお店かどうか、立地や休業日、営業時間なども含めて通いやすいお店かどうかということを考慮してお店を選ぶといいでしょう。